にきびは、毛穴の出口が硬くなり中に脂のかすがたまってできるブツブツ(面ぽう)がもとで発症します。
医学の用語ではありませんが、口が閉じているものが白にきび、口があいて真ん中が黒くみえるのが黒にきびと呼ばれます。
また、面ぽうがもとでアクネかん菌が関係してできる、赤いブツブツ(紅色丘疹)と膿をもったブツブツもできます。
普通のにきびは、白にきび、黒にきび、赤いブツブツ、膿を持ったブツブツが混在している状態が多いのです。
にきびで、炎症が強く起こっている状態を放置すると、にきびあとを残すことがあります。
とくに、あとが残りやすいにきびとして、集簇性ざ瘡や嚢腫性ざ瘡があるとされています。
これらは治療が難しいにきびで、普通のにきびとは異なり、慢性膿皮症という難治性の病気の1つとしても扱われているそうです。
毛穴がつまることがにきびのもとになりますので、石鹸を使ってよく顔を洗うことが大事です。
女性で化粧をしたら、夜には必ずよく落とさないと毛穴をつまらせる原因になります。
規則的な生活のリズムやバランスのとれた食生活も、ホルモン、皮脂腺の分泌に良い影響を与えます。
ただ、洗顔をいくらこまめにしてもにきびが治るわけでもないとも言われていますから、やっかいです。