にきびは、皮脂を分泌する毛穴が詰まるところから始まり、詰まった毛穴の中に皮脂や角質がたまります。
こういった状態で毛穴が開いて中味が見えているのが黒にきび。
毛穴が閉じているものが白にきびと呼ばれています。
皮脂が活発に分泌される思春期でもないのに、背中などににきびができてしまう方は多いと思います。
それは、皮脂と古い角質などが混ざり合って角栓となり、毛穴を詰まらせてしまう事があるからです。
肌のターンオーバーがうまくいかないと、角質が残り角栓が出来やすく背中にきび等が頻発する原因となります。
にきびの基本的な治療は、毛穴につまった脂を取り除くことと、アクネかん菌に対する治療です。
イオウ含有ローション(クンメルフェルト液)という硫黄の入った液を綿棒で塗ることで毛穴の脂を取りやすくしたり、抗菌薬含有クリームを使用することもあります。
炎症を起こしていない面ぽうに対して、清潔な状態にして、中の脂を直接押し出すこともあります。